LEVEL0 / 0〜1歳
Baby Research Lab(全12回)
ビット王国の研究ラボ(親子で“世界の反応”を見つける)
赤ちゃんは、世界のルールを発見する研究者です。叩く、触る、繰り返す——それは「ただの遊び」ではなく、 世界がどう動くのかを確かめる実験。OCHABIT LEVEL0では、因果関係・探索・パターンといった コンピュータサイエンスの思考の芽を、赤ちゃんの自然な行動の中に見つけていきます。
特徴
- 親子ラボ形式(親は研究アシスタント)
- 研究テーマカード(観察・仮説・実験のガイド)
- 家庭での接し方のヒント(説明より観察)
セッション構造(全回共通 / 約20分)
- 観察(Observe)
- 仮説(Hypothesis)
- 実験(Experiment)
- 発見(Reveal)
- 研究メモ(Research Note)
- Switch Lab(ルールを可視化) / Webで開く
月齢ステージ(0〜1歳)
6ヶ月
Cause(因果)
世界は反応する
9ヶ月
Search(探索)
世界を探す
12ヶ月
Pattern(パターン)
ルールを見つける
第1回 / 6ヶ月:押すと世界は変わる?
Cause Lab(世界は反応する)
観察(Observe)
叩く・触る・揺らす。赤ちゃんの『反応を確かめる手』を観察します。
仮説(Hypothesis)
赤ちゃんは『世界は反応するか』を試している?
実験(Experiment)
親が手をあげる→赤ちゃんが真似 / 親が手を叩く→赤ちゃんが叩く
発見(Reveal / CS概念)
入力 → 処理 → 出力。コンピュータも、赤ちゃんの探究も、同じ形で動きます。
Switch Lab
ON / OFF スイッチ
研究メモ(Research Note)
赤ちゃんが一番反応した動き
家庭でのヒント
『どうなった?』と声をかける。説明は不要です。
第2回 / 6ヶ月:同じことをすると同じ結果?
Cause Lab(世界は反応する)
観察(Observe)
同じ動作を何度も繰り返す姿を観察します。
仮説(Hypothesis)
繰り返しは『結果の確認』?
実験(Experiment)
パチパチ→『もう一回』
発見(Reveal / CS概念)
Repeat(くり返し)。コンピュータも同じ処理を何度も行います。
Switch Lab
ON → OFF → ON
研究メモ(Research Note)
何回繰り返した?
家庭でのヒント
繰り返しを止めない。これは学習です。
第3回 / 6ヶ月:動きが変わると結果も変わる?
Cause Lab(世界は反応する)
観察(Observe)
反応の違い(顔・手・声など)を見ます。
仮説(Hypothesis)
入力を少し変えると、赤ちゃんの反応は変わる?
実験(Experiment)
手→顔→手(同じ順番で変化を試す)
発見(Reveal / CS概念)
Input variation(入力の変化)。違いを比べる力が育ちます。
Switch Lab
ON/OFF(入力を変えて試す)
研究メモ(Research Note)
どの入力がいちばん効いた?
家庭でのヒント
動きを少しだけ変える。結果の違いを“待つ”。
第4回 / 6ヶ月:世界はいつも同じ?
Cause Lab(世界は反応する)
観察(Observe)
速い/遅い、強い/弱いなど“違い”への反応を見ます。
仮説(Hypothesis)
世界の条件が変わると、赤ちゃんの反応も変わる?
実験(Experiment)
ゆっくり動く / 速く動く
発見(Reveal / CS概念)
Trigger(きっかけ)。何が反応を起こすのかを見つけていきます。
Switch Lab
ON/OFF(速さを変えて試す)
研究メモ(Research Note)
反応が出やすい条件
家庭でのヒント
同じ遊びを“条件違い”で2回だけ。やりすぎない。
第5回 / 9ヶ月:見えないものはどこへ行く?
Search Lab(世界を探す)
観察(Observe)
隠れたものを探す視線・手の動きを観察します。
仮説(Hypothesis)
見えなくても“そこにある”と思っている?
実験(Experiment)
手を隠す(いないいないばあの延長)
発見(Reveal / CS概念)
Search(探索)。『ない』を『探す』に変える力。
Switch Lab
ON/OFF(見える/見えないを切り替える)
研究メモ(Research Note)
隠したときの反応
家庭でのヒント
見つけた瞬間を大げさに褒めない。発見を“赤ちゃんのもの”にする。
第6回 / 9ヶ月:どこにある?
Search Lab(世界を探す)
観察(Observe)
左右や選択肢への“迷い”を観察します。
仮説(Hypothesis)
選ぶ→確かめる、の流れが生まれている?
実験(Experiment)
左右どちらかに手(どっち?の問い)
発見(Reveal / CS概念)
Choice search(選択探索)。選ぶことは、探索の入口。
Switch Lab
ON/OFF(えらぶ→押す→見る)
研究メモ(Research Note)
どっちを選びやすい?
家庭でのヒント
選ばせるときは“2択”。言葉より、間と表情。
第7回 / 9ヶ月:見つける順番
Search Lab(世界を探す)
観察(Observe)
順番に手を伸ばす/一つずつ確かめる行動を観察します。
仮説(Hypothesis)
順番に探すと、見つかることを学んでいる?
実験(Experiment)
順番に探す(手→手→…)
発見(Reveal / CS概念)
Sequential search(順番探索)。『とにかく順番に』は強い作戦。
Switch Lab
ON/OFF(順番を意識する)
研究メモ(Research Note)
どんな順番が得意?
家庭でのヒント
急がせない。順番を“待てる環境”が大事。
第8回 / 9ヶ月:組み合わせると何が起こる?
Search Lab(世界を探す)
観察(Observe)
2つのものを並べたり、重ねたりする行動を観察します。
仮説(Hypothesis)
組み合わせで“新しい結果”が生まれると気づく?
実験(Experiment)
色や素材を2つ用意して混ぜる/並べる(簡単でOK)
発見(Reveal / CS概念)
Combination(組み合わせ)。入力が増えると、世界は広がる。
Switch Lab
色ミックス
研究メモ(Research Note)
好きな組み合わせ
家庭でのヒント
『混ぜたらどうなる?』は問いかけより、まず見せて待つ。
第9回 / 12ヶ月:真似はルール?
Pattern Lab(ルールを見つける)
観察(Observe)
真似したがる瞬間、真似が続く瞬間を観察します。
仮説(Hypothesis)
真似ることで“手順”を取り込んでいる?
実験(Experiment)
手→顔(同じ手順をもう一回)
発見(Reveal / CS概念)
Algorithm(手順)。真似は、最初のプログラム。
Switch Lab
ON/OFF(同じ手順で試す)
研究メモ(Research Note)
真似が続いた場面
家庭でのヒント
上手にさせない。“同じ”を一緒に楽しむ。
第10回 / 12ヶ月:同じパターン?
Pattern Lab(ルールを見つける)
観察(Observe)
繰り返しの中の“型”に気づく様子を見ます。
仮説(Hypothesis)
違いより先に“同じ”を見つけようとしている?
実験(Experiment)
手→手→顔
発見(Reveal / CS概念)
Pattern recognition(パターン認識)。世界を軽くする力。
Switch Lab
色ミックス(同じ/違うを比べる)
研究メモ(Research Note)
どの型に乗りやすい?
家庭でのヒント
同じ並びを2回だけ。3回目は赤ちゃんが始めるのを待つ。
第11回 / 12ヶ月:繰り返しのルール
Pattern Lab(ルールを見つける)
観察(Observe)
交互パターン(A-B-A-B)への反応を見ます。
仮説(Hypothesis)
次を“予想”し始めている?
実験(Experiment)
手→顔→手→顔
発見(Reveal / CS概念)
Loop(ループ)。同じ形を回せると、先が見える。
Switch Lab
ON→OFF→ON(交互)
研究メモ(Research Note)
予想した瞬間
家庭でのヒント
赤ちゃんが先に動いたら、それが“理解した合図”。すぐ合わせる。
第12回 / 12ヶ月:世界のルールを発見した!
Pattern Lab(ルールを見つける)
観察(Observe)
これまでの“好きな実験”をもう一度。
仮説(Hypothesis)
赤ちゃんは、自分の“得意な探究”を持っている?
実験(Experiment)
好きな実験を短く復習(やりすぎない)
発見(Reveal / CS概念)
因果・探索・パターン。赤ちゃんは、遊びの中で世界のルールを発見しています。
Switch Lab
BITスイッチ(1/2/4/8)
研究メモ(Research Note)
この1年で増えた“できた”
家庭でのヒント
『できた』を言葉にしない日があっていい。感じる時間を残す。
LEVEL0の価値 / LEVEL1への接続
普通の知育が「何をさせるか」に寄りやすいのに対して、OCHABITは「どう観察するか」を育てます。 因果・探索・パターンで世界のルールを見つけた先に、LEVEL1のコンピュータのルール(ON/OFF、二進数、アルゴリズム)が、 自然につながっていきます。
※月齢差・ご機嫌に合わせて、回数や内容は柔軟に調整する想定です。